1の続き。
やったぜ、喜び勇んでPOPEYEを手に入れた。
…どう見てもオタクよりもましなものには見えないであろうこの私が、こんなハヤリのオトナ雑誌を買っていいのかとちょっとは考えてみたが、まあ、ちょっとしか考えなかった。
そして、カルロスくんが載っていたというページをせっせと探す。
当時のPOPEYEは重症のアメリカかぶれで、とくにこの号はニューヨークの最新情報(笑)とやらに徹していた。
で、見開きページに注目。STUDIO54だど。
STUDIO54ってのは、ニューヨークにあった、わりと近年に映画にもなった伝説のディスコですな。くらぶではない、でぃすこですよ、でぃすこ。なんか、ドレスコードがやたら厳しくて、有名人でもダサいのはお断り、一般人ならなおさら。イケてねえのは問答無用で追っ払われるから、みんな必死で奇抜なドレスアップをしてくるとかいう事だったらしい。
で、そんなSUTUDIO54で急遽行われた、エレガンスのカタルシスであるヴァレンチノ・ガラヴァーニさんの46歳のお誕生日パーティーの模様が載っている。プロレスラーみたいのは78年ミスターユニバースだって。トップレスの人魚だとか、みんな悪夢のような仮装だ。
おお。カルロスくんが確かにいるではないか。ジョニー・ウォーカーの赤みたいなおっさんの隣り、全身フリルだらけだ。スタンザとは大違いの様相だわよ。
…いやだから全身フリルって何?
オー、ノー、カーロス!!!
それを読んで、あたしゃ瞬間で燃え尽きたよ。……真っ白な灰に。
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それにしても、こんなちっちゃな記事を発見した友達って偉い。ていうかすごい。
でも誰が見つけてくれたんだか、全然思い出せないんだけど。
ちなみにミスターユニバースはこの人らしい。[0回]
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