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「なつかしの」みたいな話。昭和レトロではなく、古いおたくの単なる昔話と視点のずれた世間話。しかもマイナー好みで忘れっぽい。大空魔竜ガイキングを礎に生きる日々。だと思う。 さぼり気味ですごめんなさい。
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1を書いてからずいぶん間が空いたぞ。
(1はこっちです。) すっかり忘れてました。


で。
以下は大人になってから知った事実なんかも交えて書くことに。

ガードドッグは、実際の視聴率なんかがどんな具合だったのかは知らんが、私や私のまわりのジャリどもはみんな好きでよく観ていたと思う。
でも、ついこのあいだ見始めたばかりなのに、本当にアッという間に終わってしまった。


後に知った事では、ガードドッグの製作は、トーケン映画という、東京畜犬の子会社だったそうな。
この東京畜犬は、ガードドッグの放送終了後、たった2ヶ月で倒産している。(あ、3月31日に終了してるから、実質1ヶ月ちょっとで倒産か…)
つまり、ガードドッグは、始まってすぐに制作会社の資金繰りが悪化し、それが原因で打ち切りになってしまったのだ。


東京畜犬というのは、検索するとそれはそれは悪評がわんさと出てくるが、一世を風靡しそこなった大規模ペットビジネス会社であったそうな。
そのやり方は、「保証金×万円払えばうちの犬をおたくで育てる権利を与えますよ!! 子犬が産まれたらそれを当社が高額買取補償!しかも20ピキ生まれたら保証金もチャラ!儲かりまっせ!!」と、一般家庭全ブリーダー化のごとく、セールスマンが戸別訪問して売り込みまくったらしい。(ちがってたらすみません)
最初のうちは好調で業績もうなぎのぼりだったが、もちろん、そんな「捕らぬ狸の皮算用」な商売が長く続くことはないのが世の常である。
金に目がくらんだだけの犬の飼育知識ゼロの人や、犬の病気、土台20匹もすぐに産めるわけねーじゃん、これじゃ話がちがうよコラ、犬がかわいそう、金返せなど、問題多発であっという間に頓挫。

ガードドッグは、そんな東京畜犬の自作自演による、おりこうワンちゃん啓蒙番組だったんだな…。
もちろん、砂場と虫取りとテレビをこよなく愛するだけの薄汚いコドモだった我々にそんな事情は知る由も無かったが。ひたすらに、「ワンちゃん可愛い~!!」であった。


東京畜犬のヘッドオフィスは世田谷にあったそうで、私がO君と共にはるばる出かけていった「ガードドッグの家」は、おそらく、全国に多数あった営業所のうちのひとつで(調布か狛江)、ラブラドルレトリバーばかりを扱っていたところだったのかもと思う。
(他の犬もいたのかも知れんが、ラブしか記憶しかないス)
うーん。そう考えると、私が実際に見たのがTVに出てたスター犬たちだったかどうかは確実じゃないのう。


そして、O君と私がそれから二度とガードドッグ見物に行くことがなかったのは、番組があっという間に終わってしまったせいもあるだろうが、そのガードドッグの家=営業所が閉鎖されて無くなってしまったからなんだろうなあ。
いや、それとも、知らない年上の少年どもに会うのがスゲーおっかなかったからだったような気がする。




その後の東京畜犬の有様を知ると、あの犬たちの行く末がどうなったんだか、なんとも不憫である。
彼等がスター犬だったら、きっとすぐに買い手がついたんだろうけど、どうなったんだろうなあ…。

実のところ、私は犬好きだけど犬にあんまし好かれないタイプなのだよ。
なんつーか、不振人物にまでシッポ振ってしまうタイプのワンワンには好かれるんだが。 もちろんあのガードドッグの家の犬たちもそんなタイプであった。




ガードドッグの放映リスト!:
雪見酒のさかぐら (動物ドラマデータベース)様

参考:
東京畜犬”をgoogleで調べてみた結果

 

■■■


東京畜犬については、今あるサイトの大部分がその悪事を伝えるもののようだけど(そりゃそうだろう)、以前、その東京犬畜で譲り受けた良いワンコと幸せに暮らした人のページがあった。
また、この事件について、客観的にかなり詳しく書かれているサイトもあったはずだけどなあ。それによると、この会社といえども、少しは善行もあったように書かれていたと思うんだけど?
今探してみたけど、見当たらず。もう消えてしまったのかな…。


元東京畜犬社員だった人のほとんどはそのままペット業界に身を置いたらしいけど、大手DPE会社の社長になった人もいる。

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