…今大変なことになっているあの国である。
実は、このブログでも何度か話に出てくる友人某は、ものすごく昔だけど、あの国の駐日大使館に勤めていたんである。
ジャパンタイムズの求人欄を見て応募したと言ってた。
たしか、給料の金額を聞いて「安ーい!大使館ってもっとくれるイメージだけど!!」って感想をぶっちゃけた覚えがある。
(実際、他所の大使館はもっと給料高いらしい)
一度、彼女の昼休みにあわせて有栖川公園まで行って、一緒に弁当を食べたことがあったよ。
その国の政府観光局が日本語の観光パンフレットを作ったとかで、一冊もってきてくれた。
「黒いおじさんがゴートゥーガイムショウ!!とか言って出かけてったから、しばらく帰ってこないと思う」
とかなんとか言ってて、
「もうひとりいる日本人のおばちゃんと二人で、今日は仕事が暇だからお昼休みは2時間とろうって決めてきたからゆっくりできる」
とのことであった。
そして、ダイエット中だと言いながら食後にえびのみりん焼きみたいなでかいせんべいをバッグから出してバリバリかじってて、いつも職場の休憩用?におやつを持ってきてるらしかった。
それを見て私は、大使館の中でもおじさんたちに遠慮することも無くバリバリやっとんのかなーなどと思ったりした。
だけどあれからもう大分経ってて、当時の大統領はとっくに死んじゃって、結局友人もそこには3年くらいしか勤めてなかったと思う。
今じゃその駐日大使館も無くなっちゃいましたし。
なんだか、大使館つーても呑気そうな職場に感じたあの頃と今を比べると、まったく同じ国だとは思えん大変な変わり様である。
個人的な感想は書かずに終わり。
当時の有栖川公園といえば、あの辺でベビーカーを押しながらスコット・マッケンジーの「花のサンフランシスコ」を大声で歌ってたパツキンガイジンの兄ちゃんを見たことがあった。ハワード・ジョーンズか何かみたいなイカス兄ちゃんが懐メロを歌ってるのが面白かった。昼下がりの公園で、い~ふよご~い~んとぅさあ~んふら~んしすこお~う、である。
で、そのスコット・マッケンジーも先日死去。ハワード・ジョーンズ自体がすでに懐メロ。
時の移り変わりであるな…。
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