どぜうのあの方である。
或る日、その千葉4区にあるあんまり大きくない勤め先(すでに滅んだ)に、まだ40代だったあの方が選挙前のご挨拶にやってきたのであった。
店長室の応接セットに、あの方、地元のえらい人×2、店長みたいな構成で座っており、そこに私がお茶を載せたお盆を持って登場。
しかし、お茶を置こうとして、こんな時に限ってお盆の上で茶碗をひっくり返してしまうどあほうっぷり。うわあやべえ。
「アハハハッ!!」
それを見て、中心人物のどぜうさんがいち早く笑い声を上げ、それにワンテンポ遅れて残りの2名もつられて笑い、さらにいつもは凶暴な店長も「だめじゃないかあ~♪」などとゴキゲンな笑顔。
それをきっかけに、なんだか場が和んだ気配。
うおお助かったぜ。
でも、どぜうさんは声の割りには目がまったく笑ってなかったのだ。
そうなんだ、どぜうさんが気を利かしてウケてくれなかったら、あたくしはあの場で店長にぶっとばされてたことだろう。
どぜうさん、安いお茶っ葉ですいませんでしたありがとう。
ちなみに、巷に貼ってあるポスターそのまんまの顔でした。
これまた、特に感想も書かずに終了。
うむ。
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