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「なつかしの」みたいな話。昭和レトロではなく、古いおたくの単なる昔話と視点のずれた世間話。しかもマイナー好みで忘れっぽい。大空魔竜ガイキングを礎に生きる日々。だと思う。 さぼり気味ですごめんなさい。
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今回はファインダーアイピースの話。これがどんなものかと申しますと…、
カメラで写真撮るときに「はいチーズ」なんて言いながら片目をくっつける覗き窓のアレ、と申しましょうか。最近のデジカメは大きめの液晶モニタがついてるから、そんなのなかったりもしますが。



これまた昔話で、おたくな私でもヨーロッパ旅行に出かけたときのこと。

私が当時使っていたのは、ニコンの一眼レフだった。お年玉ためて頭金にして、月々の小遣いでローンを払って買った、愛着のあるものですよ。当然そのくそ重いカメラを持って旅行しました。
何カ国かをせっせとまわり、セーヌ川近所のサマリテンでポール・モーリアのレコードを見ていたあたりで気がついた。ありゃ、ファインダーアイピースが無くなってるぜ。
そのファインダーアイピースは、円形のガラスにゴムのふちのついたもので、それをカメラ本体の丸い穴にキュッキュと、瓶のふたのようにスクリュー式に取り付けてあるものです。つまり、それがとれてしまうと、カメラに穴ぼこがあいてる状態になるわけよ。
そりゃ困りますが、度が入っているものでもなく(近視や遠視用に、度つきのアイピースってのもある)、写真が撮れなくなる事はなし。ほこりが内部にもろに入ることと、見てくれの悪さが気になるけど、それで写し続けた。

そして翌日、次の訪問地ロンドンへ。
大英博物館近辺の土産物屋をひやかし、きれいに舗装された歩道を歩いていると、前方5メートルのあたりでなにかがキラッと光った。
んん、何?と、近づいて見て見ると…、そこには一昨日パリで落としたはずのアイピースさんがころがっているではないか。
さっそく拾い上げ、わが愛機にキュッキュと取り付けてみると、まー、ぴったし!まさにこれよ!!しかも私が落としたのよりはるかにキレイ!!
あまりの嬉しさに、そのときの同行者達相手に、ねー見て見てこれこれとはしゃぎまわったが、みなさんの感想は「ふーん。よかったね」程度だった。

自分としては、ずいぶん不思議な事件だったんだが。
だって、ちょうど落としたばかりのものを新品同様で、しかも自分の使用機種にぴったりのニコン純正アクセサリをロンドンで拾うなんて、どれほどの確立であろうか。
もっとも、日本人が多数おとずれる大英博物館の近辺だし、日本製カメラの部品が転がってても不思議じゃないんだが。もしロンドンで落とした人が、その後パリで私のアイピースを拾っていたらありえないんだろうけど。


ちなみに、そのアイピースはそれからしばらく活躍してくれたが、ロサンゼルス郊外にホームステイした際、見事にまた落とした。
ここではすぐにニコン取扱店を見つけて駆け込んだけど、店員に「あー、これは日本から取り寄せないと無いね。4週間かかるよ」と言われて終わり。あんた、4週間後には、私本体が日本に帰ってるよ。
このときはもう二度と拾うこともなく、あきらめて帰国後にヨドバシで買ったさ。

千葉で買ってパリで落とし、ロンドンで拾ってロサンゼルスで落とし、東京で買いなおす。まあ、外れやすいのね。


- - - - -


で、一度目はなんでアメリカじゃなくてヨーロッパを旅行先に選んだかというと、恥ずかしながら「エロイカより愛をこめて」の影響が少なからずあったわけだ。立派ですね。

これを撮った後に落とした。我ながら、カメラの質と写真の腕前は反比例している。



…いま考えると、見ず知らずの人が使ってたアイピースって、なんかきたねえよなあ。せめて洗えよ私。

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