市川治氏死去。残念ながら私はボケナスだったせいか、いわゆる「長浜ロマン」は、コンバトラーVをそこそこ見ていた程度に留まっていましたよ。
だから、ハイネルさんとかリヒテルさんはあんまり存じてなかったりいたします。
それで、この方の声というと、真っ先に思い浮かぶのが
スーパー・ジェッターでして。
ハイトーンで、澄んだ張りのある声の、「ぼくはジェッター、1000年の未来から時の流れを超えてやってきた」は子供心に大好きだったなあ。
まさに正義の味方の好青年!!って感じだったんだよ。
ついでに、女性記者のカオルさんに憧れたりしたさ~。当時のヒロインとしては、活動的な
職業婦人って珍しかったんじゃないのかねえ。(でもヒロインが女性記者、っていうのは、おそらくスーパーマンの影響かと思いますが。)
ショートカットに
マンボズボン(サブリナパンツではないと思う)にベレー帽とか、カオルさんのファッションがもう素敵すぎです。
これも夏休みによく再放送してたよねえ。あたしゃ絵本を持ってました。
あと、勇者ライディーンのプリンスシャーキンさんも好きだった。
なんつーか、洸のクラスにオカッパ頭の転校生としてやってきた時は、まことになんつーか、アレな意味で涙を禁じえなかった。
(しかも名前が金吾くん…。唐突に、柳家金語楼の白金カイロのCMを思い出していた私だったが。)
牟田悌三氏死去。ケンちゃんシリーズはチャコちゃんの頃から良く見ていたし、これまた大好きだったんだけど、なぜか牟田悌三氏がお父さん役だったというのはすっかり忘れてたよ。
かわりに何を思い出したかというと、キャプテン・ブリープのナレーションの声でした。トホホ…なんて偏った記憶なんだろうか、というのは置いといて。
キャプテン・ブリープっていうのは、多分、あまりにも古くて、まともなタイトル出しも無かったようなアメリカ製の古典アニメなんだけど、みんなタイトルを覚えてないのでなかなか話題に上らない。
東京12チャンネルの「マンガのくに」の初期にくりかえしやってたと思う。
登場人物は正義の味方で金魚鉢をかぶったプラナリアみたいな頭のキャプテンと、お供のお人よしな野蛮人型原始人と、カウボーイ服の男の子人形、あとは何か敵がいたんだよ。キャプテンはなぜか宇宙で一輪車を漕ぐようなアクションをする。
簡単な効果音(キャラがあたりを見回すときに木琴でキョロキョロ音を入れる、というような)と、たまにキャプテンがブクブク言ってたっけか。でも、牟田悌三氏の親しみやすく軽妙なナレーションが主だった。これも大好きだったな~。キャプテンがどんな生き物なんだかさっぱりわからんかったけど。
COLONEL BLEEP'S ATOMIC WEB ADVENTURES...米国のキャプテン・ブリープ・ファンサイト。
素晴らしい。
どーだ、可愛いだろー。
米国amazonではDVDも売ってるよ。買う予定。
しかし、邦題はcaptainなのに原題はcolonelなのね。降格か。
先日はベルク・カッツェの人も亡くなったね…。
合掌。
そしてますます寂しくなったが、さらに昭和への想いを深める私であるさ。
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そーいえば、まだケンちゃんが放送してた頃。
家族でどっか行った帰り道、車で通りかかった世田谷区内もしくは世田谷寄りの調布の住宅街で、
「ほら、あそこがケンちゃんの家だから」
と、うちのおかんが指差しておしえてくれたことがあった。
そこがケンちゃん役の宮脇氏の住んでた家だったのか、ケンちゃんのロケで使ってた家だったのか、もうわからんのですが。
なんせ普通の地味な玄関の一軒家で、お子様の私としては、別にそんなの見てもあんまし嬉しくなかったから「ふーんそう」で終了。
…つーか、母よ、あんたなんでそんなの知ってたんだ?
これでは子供がおたくに育っても無理はないと思う。
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