わああ。
先日のマイケル・ジャクソン氏死去もびっくりだったけど、個人的には、今回はそれよりはるかにショックがでかいです。
昨日、へとへとに疲れて帰宅(←仕事じゃないけど)、ネットのニュースで脚本家の高久氏の訃報を知ったわけです。
大空魔竜ガイキングでは、
第一話「謎のブラックホール」、
ブンタさんの男気がグッと来る「吠えろネッサー大海中戦」、
「ナスカ地上絵の謎」、
サコンさんがいきなりラブ展開だった「発狂した大空魔竜」
以上4本を書かれたのでした。
どれか1本といわれたら、やはり発狂ってことになるかなあ。
ピートは大真面目なんだか女に興味ないんだか、ぜんぜんリーザさんになびかないし。なのに、いつも無機質なサコンさんが突発的にベタ惚れ。この対比がなんだかオモシロイ。
そして今朝、朝刊の訃報欄を見て一瞬気絶。
金田伊功氏が死去だって!!
しかもまだ57歳。
金田氏といえば、初作画監督の「猛烈火車カッター」や、最終回の「壮烈!地球大決戦」は、今でもマニアの方々からの支持が熱くていらっしゃる。
上記高久氏の「吠えろネッサー大海中戦」も金田氏作画でした。
私のような男キャラ重視のボケなすガイキングファンとしては、ロボットの動きなんかはいまひとつ理解出来てなかったりするけど、「復しゅうのダブルイーグル」のシュタインのはじける狂いっぷりや、「宇宙をかける天馬」なんかが印象深かった。
「…天馬」で、大空魔竜から飛び出そうとするペーラを止めようと奮闘する所でのミドリちゃんが色っぽい。それと、やはりミドリちゃんが暗黒超人にあまりにもワイルドなスタイルの蹴りをぶっ込むシーンがあるんだけど、あの辺も氏の仕事だったのでしょうか。
ただ、この人がサコンさんを描くと、ひょろっとして手足がか細い精霊馬みたいな体型が際立っちゃったりもした。
そして、ガイキングのDVD-BOXのブックレットに載ってる座談会での、金田氏がアテレコ見物で小山まみ氏を見初めて、本気で惚れてたというエピソードも楽しい。
(あの座談会がまた、野田卓男氏をはじめとして参加者全員がガイキングをあんまり覚えてないみたいで、ひたすらに昔話や裏話で大盛り上がりとなってます。)
私としては、ガイキングがリメイク(GAIKINGじゃなくて大空魔竜ガイキングとして)される日が来て欲しいと思ってるんですが。
華々しい金田パースががっつり盛り込まれて、人物の容姿も整って、進化した技術で…そんなのが見たかったんだよなあ…。
おふたりの御冥福をお祈りします。
眠いので気の利いたことが書けなくてすいません。
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